何気ない古い映像の中に文章では説明し得ないシーンが見つかり、今まで疑問に思っていたことにすっかり合点がいくことがある。映像は情報の宝庫だと度々感じる。こうした経験から、映像史料は貴重な企業財産であり、きちんとした形で将来に引き継ぐことが重要だと考えていた。また、運用面では予算と人的制限がある中で「低コストで且つ、継続的な保管方法の確立」が前提であり、さらには「社内での活用の機会を広げる」ことができないかと検討していた。
新しいサービスの「Live-Rally」に当方の要望を満たす可能性を感じ、テスト的な利用から開始した。
映像データ保管に加え、関連する写真などのメタデータも活用して複合的な資料の管理ツールとしたい。また、社内公開の手段としても期待している。
原版・素材として保管している膨大な数量のテープメディアのサポート期間が終了したことにより、新たな持続的な保管方法の導入が急務の課題でした。
これまでのメディア保管倉庫としての実績と信頼、メディアの保管からアーカイブへのワンストップサービスの利便性、永続性のある企業であることを考慮し、本サービスの導入を決定しました。
映像制作の実績保存のため、必要な原版・素材をアーカイブ化することが第一目的ですが、自社で保有しているデジタルデータも本サービスで管理することも検討課題としています。
今後のサービスに期待することとしては、データの受け渡しがHDDによる配送納品なので、オンラインで授受が出来るようになること。また、フィルム素材の対応が出来るようになること。 の2点です。